LLCバキュームチャージャーのトラブル実例集
事例 対応 or 解決 
LLCバキュームチャージャーにて真空引きをしたが真空度が上がらない。(新タイプ :交換用 コーンセット付タイプ)

Oリングゴム欠損カプラージョイント部のオーリング不良。(オーリングのゴムが欠損している)

➨原則として修理対応となります。購入先へご相談ください。

 真空計のゼロ点がズレている

アナログメーターの場合はゲージにあるゼロアジャスター修正を行う。

デジタルメーターの場合はランプボタンを長押しする事によってゼロリセット修正する。

詳しくは取扱説明書をご覧ください。

LLCバキュームチャージャーのコーンのサイズを教えてください。

バキュームチャージャーコーンサイズ ラジエーターへの接続コーンのサイズは写真の通りとなります。

このゴムコーンにて塞ぎ、真空を引くことにより、LLC充填を行います。

LLCバキュームチャージャーにて真空引きをしたが真空度が上がらない。(ゴムコーンの口を指で塞いで真空引きをして、それでも真空度が上がらない場合)

➊ 工場エアーの圧力をチェック ➡ 本製品が最も性能を発揮できるのは0.57 以上0.7MPa 未満です。
➋ お使いの場所の標高が極端に高い場合、または台風等低気圧が来ている場合は気圧の関係上、見かけ上の真空度が上がりません
➌ LLCの施工を行った後に、本製品をきちんと水洗いしないと汚れにより、エジェクターポンプの性能が落ちる場合があります。
➡ 極端に落ちてしまっている場合は弊社までご相談ください。

➍ エアーに水滴が混じっている場合、性能が発揮出来ません。コンプレッサーの水抜きを行ってください。

➎ いずれも該当しない場合 ➡ 複数回、真空引き&LLC充填を繰り返してください

 

LLCバキュームチャージャーにて真空引きをしたが真空度が上がらない。

 

タンクの口の横に放出用の穴が有るタイプ

最近の欧州車でタンクの口の横に放出用の穴が有るタイプがございます。(例:ボルボ)

このタイプですとこのコーンを挿しても密閉出来ないので真空になりません(画像参照)

 

 

LLCバキュームチャージャーにて真空引きをしたが真空度が上がらない。(ゴムコーンの口を指で塞いだ場合は真空になる場合)

ラジエーターキャップが二つある。またはラジエーターキャップ以外に圧抜きがある車両の場合。

圧抜きの部分を塞ぐ必要があります。(圧抜きの部分からエアーが漏れて真空になりません)

LLCバキュームチャージャーにて真空引きをしたが真空度が上がらない。

エアーの差込口よりエアーが漏れる。

真空度が上がらない、エアーの差込口に(左写真)のように傷エアーの差込口に(左写真)のように傷が入りますとエアー接続の際、平ゴムのエアーシールが効かずエアーが漏れます。

このような状態ですと高真空を引くことができなくなります。

 

修理にてパーツ交換が必要となります。

お近くのお取り扱い販売店までご相談ください。

 リークテスト時に真空度が維持できない(例 0.095Mpa ➡ 0.04Mpa 迄落ちてゆく)  本製品の漏れ、車両のLLCラインに漏れがあるか?

 その場合、リサーバータンク側のラインを塞ぎエアーが漏れないようにして再度試してみてください。
ラジエーターキャップが無く、リザーバータンクから充填するしかないのだが、リザーバータンクキャップが大きすぎて使えない。

 本機では対応が難しい車両のひとつです。ほとんどの場合、ラジエーターキャップが大きいと真空に耐えられません

         

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