US275は浄槽に入れた溶液に洗浄槽下部より10基の超音波発生ユニットから超音波を照射し、1秒間に4万回振動を起こさせることによって「膨張(真空気泡)→収縮→破裂(圧壊)→衝撃波発生→洗浄効果」のプロセスを連続して繰り返す効果(キャビテーション効果)と専用溶剤(HC01)の相乗した洗浄効果で母材を痛めることなく、強力に自動車部品に付着したカーボンの洗浄を行うことができます。
また、溶剤を作る際、溶存酸素量の少ない脱気水等を使うことにより、超音波振動子の照射面以外でも、幅広くキャビテーションを起こすことができ、より効果的に洗浄を行うことが出来ます。
本機は洗浄槽下部に500Wのヒーターを設置しており、20℃から80℃まで溶剤温度を設定することが出来、母材に合わせた、より洗浄効果の高い溶液温度を選択することができます。
1. 超音波出力は30%から100%まで調整が可能
2. ステンレスハウジングとステンレス洗浄タンクとステンレスフタで錆びません
3. 防水性の優れた溶接ギャップの無い一体成型タンク
4. 防湿基板設計
5. 工業用ICと超音波発生ユニット10基搭載した本格仕様
本製品はエンジンのピストン・バルブ・シリンダヘッド等の金属表面に付着した硬質カーボンやスラッジの除去を目的として開発された特殊洗浄剤です。強力な浸透力で硬質カーボンに速やかに浸透し、金属面から剥離、除去。刺激性・悪臭がなく、かつ低泡性でアルミニウム、亜鉛、鉄、黄銅に対して腐食性がありません。特に最近のコージェネシステムのアルミ製ピストン等に付着した硬質カーボン汚れを、母材を傷めずに除去することができます。