最近は自動車の技術革新が進み、エアコンの性能も向上しており、エアコンのコンプレッサーも多種多様になってきました。車両のエアコン適正圧力は、厳密には個々のエアコンシステムによって異なりますので、整備マニュアルを確認する必要があります。
こちらでは、従来のクラッチ式カーエアコンにおける適正圧力の目安としてご紹介いたします。
作業場の外気温を確認した後、車のタコメーターを見ながらアクセルを踏み、エンジン回転数を1500 ~ 2000rpmにしてください。その状態で、エアコンのコンプレッサーがON 時(高圧側圧力が上がり、低圧側圧力が下がっている時)の圧力をチェックします。高圧側と低圧側それぞれの値が各グラフの範囲内に入っていれば、ほぼ適正な圧力であるという事になります。